【目視録通信 Vol.124】豪雨頻発時代に備えるにはどうしたらいいか…

2018年10月01日 目視録通信

豪雨頻発時代に備えるにはどうしたらいいか…

『流域思考』でロケーションリスクを削減できる!

 

 この原稿を書いている今も大型台風24号の接近が心配されていますが、7月の西日本豪雨や9月の台風21号の被災、また6月の大阪北部地震や9月の北海道胆振東部地震と自然災害の惨事が続いています。7月西日本豪雨では47,408戸の浸水・倒壊の被害がでています。これらの災害でお亡くなりになられた方に心よりお悔やみ申しあげますと共に被災された方に心よりお見舞い申しあげます。一日も早く復旧することを心よりお祈り申しあげます。

 『流域思考』を提唱している慶應義塾大学名誉教授の岸由二さんは、行政区割りでなく大地の凸凹による流域単位で環境を捉えることを訴えている。温暖化が進み、台風の大型化海面上昇によるゼロメートル地帯の高潮の危険増大などの水災害のリスクが高まる時代、洪水は行政区ではなく流域単位で起きている。横浜の歴史を振り返っても、昭和33年9月の狩野川台風では鶴見川の氾濫によって20,000戸以上が浸水して総合治水対策のきっかけになった。昭和36年梅雨前線豪雨では横浜や神戸の住宅造成地で土砂崩れが頻発、宅地造成等規制法が成立する要因ともなった。

 自分の住んでいる地域の流域地図を作ってみることがお薦めです。ハザードマップや地質図も公開されていますので、重ねてみるとどこにロケーションリスクが潜んでいるか認識できます。被災する前に見ておくと有事の時に役立つかと思います。

 

代表取締役 内山 岳彦

 

 

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